Vino Divasより新年の挨拶

皆さま、あけましておめでとうございます。Vino Divasの栗野 美智子です。
お正月休暇は如何お過ごしでしょうか。私は久しぶりの長期休暇なので、積読していた本の消化や資格試験の勉強をしつつ、ちょっと良いワインを空けて楽しんでいます。

2024年は様々な事にチャレンジし、色んな人に会った一年でした。今年はさらに飛躍の一年にしたいと思っております!
どうぞ、今後ともVino Divasをよろしくお願いします。

さて、昨年飲んだワインを少し振り返ってみたいと思います。その中で特に記憶に残っている物を皆様に紹介いたします。

◆2024年に飲んだスパークリングで最も記憶に残った1本

昨年も沢山のスパークリングを飲みました。その中で今でも鮮明に味わいを思い出せるのがこちら。ルイロデレールのクリスタルです。帝国ホテルのスパークリングワイン専門バー「ランデブーラウンジAWA」で頂いたもの。圧倒的な果実味、きれいな酸、余韻の長さは他の追随を許さないクオリティです。訪問時の記録はこちら
ランデブーラウンジ awa:https://www.imperialhotel.co.jp/tokyo/restaurant/awa

◆2024年に飲んだワインで最もコスパが良いと感じた1本

日常生活でちょっとワインが飲みたいな、という時に最も良く飲んだワインはこちら。近所のセイコーマートで購入したイタリアの微発砲ワイン「シエロ 9 フリザンテ ロゼ」、671円。ガルガネーガ、メルロを使った辛口です。ロゼワインは良いですね。サーモンピンク色が美しく、飲まなくても眺めているだけで何だか幸せな気分になります。辛口なので色んなお料理と合わせることができます。何より、価格がお手頃なので、気軽に飲めるところが嬉しいポイント。コスパワインと言えばアルパカですが、スパークリングのコスパに限定すればこれが一番のお気に入りです。

◆2024年に飲んだワインで、最もチャレンジングで興味をそそられたワイナリー

やはりチャレンジングなワイナリーといえば、埼玉県小川町の武蔵ワイナリーがダントツで一番でした。無農薬、無肥料、無添加、無補糖、手摘み収穫、というかなりエクストリームなワイン造りを行っています。もちろん、ボルドー液も未使用です。自然派ワインといえば中々コメントがしづらい物も多いのですが、ここは自信をもってオススメできるワインを提供されています。価格帯は5,000円から。製造の手間暇を考えると最低でも1万円~という価格設定になっても全然おかしくないです。私のお気に入りは「動かざること山ソーヴィニヨン」です。定期的にワイナリーでイベントが開催されていて、最寄り駅からもシャトルバスが出ているので、ぜひご興味がある方は日程を調べて訪問してみてください。私が訪れた時の記録はこちら

武蔵ワイナリーHP:https://musashiwinery.com/

◆最も感動したペアリング

レストランでワインを頼む事は多かったのですが、どこか「可もなく不可もなく」という事が多かったです。そんな中、初めてペアリングで感動したのが広尾にあるイタリアンレストランSan Ciroさんのこちらの組み合わせ。ビエトラという野菜のラビオリにレモンピールを振りかけたものと、シチリアのFerreriというワイナリーさんのグリッロ。ラビオリはバターベースのソースでしたが重さを感じさせず、レモンピールの風味とグリッロの組み合わせが本当に最高で・・・。この後も何度かSan Ciroさんに訪問し、最高のマリアージュ体験をさせていただきましたが、この組み合わせがベストオブベストでした。2025年も引き続き通いたいお気に入りのレストランの一つです。訪問した時の記録はこちら
San Ciro オーナーシェフ 赤津さまのインタビュー記事はこちら

◆最も記憶に残った華やか系ワイン

華やか系のワインで記憶に残った1本といえば、山梨県のワイナリー Lumiereさんのミルズという1本ですね。ミルズという品種をご存じでしょうか?私は最近まで知らなかったのですが、世界的にも栽培量が大変少ない希少な品種で、日本だと山梨県で栽培されているようです。ゲヴェルツを彷彿させる大変華やかな香りが印象的で、ライチ、薔薇、マスカットを彷彿させます。味わいはやや甘口。デザートワインとしても良いですし、これ単独で味わうのも愉しいです。お値段は3,080円。これもまたコスパの素晴らしい1本で、常に2本ぐらいは家に常備しておきたいと思いました。Lumiereさんと言えば石蔵和飲という赤ワインが有名で、かつて日本にステンレスタンクが無かった時代に石を積み上げて貯蔵庫を作り、そこでワインを発酵させていました。今でもその石蔵を見学することができる、大変歴史あるワイナリーです。2025年にぜひ訪れたいと思っています。
Lumiereワイナリー:https://www.lumiere.jp/

いかがでしたでしょうか。こちらが2024年のワイン活動で特に記憶に残ったワインたちです。
今年も色んなワインに挑戦し、皆さまにとって価値ある情報を発信していきたいと思っています。
どうぞ2025年も宜しくお願いします!

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