皆さま、こんにちは。Vino Divasの栗野 美智子です。
最近ますます注目度が高まる自然派ワイン。以前から気になっていたお店があったので、訪問してきました。
場所は渋谷駅から徒歩5分、東急プラザ渋谷の6階にある角打ちWINE SHOP nicoさん。渋谷の喧騒から少し離れたこの場所に、ふと立ち寄りたくなる素敵な空間が広がっていました。ワインバー、と言えば何となく敷居が高いようなイメージですが、こちらはワインに興味がある人、ちょっと飲みたい気分の人や、あるいはガッツリ飲みたい人にも、小さなオアシスのような存在です。

nicoは角打ちスタイルのワインバー。「日本ワインを日常的に」をコンセプトにしているバーで、日本各地から生産者を呼んだイベントを定期的に開催しています。私が訪れたこの日は山形県南陽市のグレープリパブリックさんと新潟県新潟市のキヨワインズさんによる試飲&説明会のイベントでした。それぞれ6種類ずつ全12種のワインについて、雑談を交えながら解説をしていただきました。グレープリパブリックは何度かワイン雑誌で記事を読んだことがあり、いつか訪問してみたいワイナリーの1つでした。なので、ワイナリーの方から東京へ来ていただけたのは非常にラッキーでした。キヨワインズもお名前は聞いたことがあり、気になるワイナリーの1つです。両ワイナリー共に、醸造中は人の手を極力加えずにブドウ本来の美味しさを引き出すことを重要視しています。どちらのワイナリーも独自の手法と情熱でワイン造りに取り組んでおり、これからも楽しみです。
さて、私がこのお店を紹介したいと思った理由は沢山あるのですが、あえて絞ると「お店の雰囲気の良さ」でしょうか。先ほども述べたのですが、ワインバーと言えばワイン通しか入ることを許されないような、どことなく敷居が高いイメージがどうしても付きまといます。しかし、こちらのお店はランチタイムにレストランへ入るような気軽さで入店することができます。もしかしたら、そこがワインバーであることに気づかずに入ってしまう人もいるかもしれません。開放的な雰囲気、明るい照明、親切なスタッフの方によって作られる、非常に快適な空間。初訪問の時は「今日はnicoに行ってみよう!」と思ってお店へ伺ったのですが、今までのワインバーやワインショップとは一味違う雰囲気で、「何かオシャレなカフェがあるなぁ~」と、あやうく通り過ぎてしまう所でした。店内のお客様たちもフランクな雰囲気で、同じテーブルにいた初対面の方に話しかけてみたら色々と情報を教えてくれました。スタッフの方も大変細かいところまで気配りされていて、これからも何度も足を運びたくなること間違いなし。ワインへの愛情や、お店をもっと良い空間にしたいという気持ちが伝わってきて、とても良い時間を過ごせました。

渋谷店では日本の自然派ワインがたくさん揃っています。ワインショップとしても大変貴重な場所です。一人で訪問したらグラス単位で楽しめるし、ワイン仲間と訪れたらボトルで購入しても楽しそうです。抜栓料は2025年2月時点で2,000円。ただし、コース料理を頼んでいる場合は1,000円になります。お料理は単品もあり、スマートフォンでオーダーします。二子玉川店や横浜店など、他の店舗では海外の自然派ワインを取り扱っているそうで、こちらも改めて今度訪れてみたいと思いました。
自然派ワインや日本ワインに興味がある方、ワインバーに行ってみたいけど敷居が高いと感じている方、渋谷駅周辺でサクッと飲める場所を探している方に、特にオススメです!
WINE SHOP nico : https://www.nico-wine.com/
各店舗のイベント情報はこちら:https://www.nico-wine.com/event
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